Product 01
MATOI OCR は、「現場で本当に起きている帳票のズレ」を前提に設計した、帳票特化型のAI-OCRです。
スキャンの傾き・プリンタごとの差・紙のゆがみや濃淡の違いをAIが補正し、
必要な項目だけをピンポイントで読み取ります。
おおよそ15°程度までの傾きや、コピー時の紙のゆがみを前提に、
画像を自動補正してから読み取ります。
スキャン精度に神経質にならずに済みます。
テンプレート上で「どの位置の値が欲しいか」を座標で定義し、
そこだけをピンポイントに読み取ります。
後工程で使わない余計な文字は取らない設計です。
似たようなレイアウトの帳票が複数あっても、
画像から「どのテンプレートか」を自動で推定する仕組みを開発中です。
読み取った結果は、既存の会計ソフトや社内システムに取り込みやすいよう、
CSVやExcel形式で出力します。
「最終的にどこへ流したいか?」に合わせてカスタマイズ可能です。
帳票の取り込み方法・プリンタ・スキャン方法など、
現場ごとの前提条件に合わせて、読み取りロジックを細かく調整できます。
現場では、毎回ぴったりまっすぐスキャンするのは現実的ではありません。
まとめてスキャンしたPDFの中に、少し傾いたページが混ざることもよくあります。
そのたびに「撮り直し」「やり直し」になってしまうと、
結局 手入力のほうが早い…という状況になりがちです。
MATOI OCRでは、まず画像の傾き・ゆがみを検出し、
その上で「本来あるべき位置」に帳票全体を補正します。
Before/Afterのイメージとしては、15°ほど傾いた表が、
自動でまっすぐ補正された上で読み取りされるイメージです。
※ 実際のBefore/After画像をここに掲載すると、より伝わりやすくなります。
得意先ごとにレイアウトが微妙に違う請求書や明細書。
1社1枚だけならまだしも、数十〜数百社分あると、
「テンプレートの選択」自体が人的ミスの原因になります。
MATOI OCRでは、帳票の特徴点や配置バランスから
「どのテンプレートに一番近いか」をスコアリングする仕組みを開発中です。
将来的には、ファイルを投入するだけで、
適切なテンプレートが自動で選択される状態を目指しています。
OCRを入れてみたものの、
誤認識や不要な文字列が多く、結局手直しに時間がかかってしまう。
「これなら最初からExcelに打ったほうが早い」という声もよく聞きます。
MATOI OCRは、「全部読もう」とはせず、
あらかじめ座標で指定した「必要な値だけ」を狙って読み取ります。
そのため、結果のレビュー範囲も自然と絞られ、
「ここだけチェックすればOK」という状態を目指せます。
特に、以下のような「表形式で、同じレイアウトが繰り返し使われる帳票」と相性が良いです。
MATOI OCRはまだ開発中のプロダクトですが、
実際の帳票をお預かりしての検証・一部機能の共同テストなどには柔軟に対応していきたいと考えています。
「うちの現場の帳票でもいけそうか?」「こういう使い方はできるか?」など、
まずはラフな相談からでも歓迎です。